(過去記事)鼻炎持ちが図書館に行くな

⚠️  ATTENTION!⚠️
・この記事は2023年春に公開予定だったものです
・微グロ、流血表現アリ*1
・キャラ崩壊注意*2
・死ネタ含みます*3

なんでも許せる人だけGO!( ←

 

 

 

 

 

 

 

どうも、未来永劫慢性鼻炎(僕がそう呼んでるだけ、正式名称を慢性副鼻腔炎)に悩まされ続ける限界男子大学生です。この時期になると鼻炎が辛うて辛うて敵わない。滅べ、花粉。

 

先日、彼女と大阪・京都旅行に行ってきた。

実は9月に特に仲の良い友人2名とも京都へ行き、日程の中で3人中2人がゲロを撒き散らしながら見知らぬ土地を闊歩する、という「キショ東海道中膝栗毛」を繰り広げていたのだが、その話は別の機会に。

 

大阪は僕がUSJに行きたいと言ったからで、京都は彼女が着物着て写真撮りたい、と言ったからである。

男子高時代、クラスの「生涯童貞そうな奴ランキング」で堂々の4位を獲得した僕に奇跡的にできた彼女。ならば当然行きたい。そう、リア充の聖地USJに。

 

しかしながら、幼少期より「動くもの」「音が出るもの」の二つの要素を兼ね備えたおもちゃが苦手だった僕は、遊園地を毛嫌いしていた。

 

だってでかい音が出る、はちゃめちゃな動きをする乗り物がそんじょそこらに転がっており、あまつさえそれがメインコンテンツだというのだ。行きたいわけがない。

 

あと僕は着ぐるみが苦手だ。幼い頃から「某Dの国」の「幹間臼」らの中には人間が入っている、という苛烈な洗脳を受けたおかげで、子供の目から見たら「尊大でしっかりしている生物」である「大人」が「イマジナリーな非人間のふりをしている」という異常な状況に不快感を感じてしまうのだ。そしてそれはいまだに治っていない。証拠にUSJで出会った、リボンをつけた某白猫の着ぐるみに若干ビビっている僕の様子がカメラに記録されている。

 

だが現代は多様性を重視する社会。僕もその潮流に乗っかって「大人が非人間のふりしててもいいじゃないか」と自分自身を納得させることで騙し騙し行くことにした。

 

というか、法制度の上では僕自身がすでに「大人」のわけで、そんな「大人」が着ぐるみごときにビビってたまるか、という気持ちもあった。

 

てか、多様性を認めるならば、僕が苦手なものはそのままでいいんじゃないか?そもそもよく考えてみれば、僕自身が「大人とはかくあるべし」という固定概念を取っ払うことができていない時点で、多様性とはかけ離れているのではないか?お前は多様性を適当に解釈しているな?磔刑(たっけい)に処すぞ

 

こうなるので、ジェンダー論と多様性についての議論は、特に今の現代社会では安易に論じてはいけない。言いたかないけど、今んとこ禁忌と日常の狭間みたいな扱いだからね。

 

なんなんだろう。ちゅ、多様性。

www.youtube.com

 

かわいい。

 

それはともかく、半ばヤケクソ気味に決めたUSJ旅行だったが、これがまあ楽しかった。

USJは「デカい音とデカい動きをする機械娯楽」と忌まわしき着ぐるみの「贄(にえ)」がうろつくだけの収容施設ではないのだ。

 

まず、USJにはいくつかのエリアがある。

...などなど。

 

USJが人気パークなのは自明だが、そのうちのいくつかは整理券を取っておかないと入れないくらいの「超」人気スポットだという。今回は一番人気の「おちんちんシュポシュポランド 〜苦瓜ゼリーを添えて〜」以外の三箇所をメインで回ったが、マリオなんかはまさに整理券がないと入れない例のソレだった。日程的には最後の方に回ったのだが、マジもんのキノコ王国か?ってくらい人がいた。

 

俺が本物のマリオだということを、ここにいる何人が気づくだろう

「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」に限らずだが、どのアトラクションも2時間近く待った。あんなに列で並んだのは人生で初めての経験だった。僕も彼女も足腰をバッキバキにしながら待機していたが、メインのアトラクションに乗る時間はたった五分程度。おいおい笑わせるなと。バカかと。アホかと。とか思っていたが、実際終わってみると、「並ばされた」ことに対してのストレスはそんなになかったのが不思議である。いや年に複数回行くとしたら途中で発狂してしまうとは思ったが、想定よりも「いい経験だったな」というのが感想である。

 

磯田 友里子(2018, 早稲田大学)による「購買に伴う待ち時間が消費者行動に与える影響」( https://www.jstage.jst.go.jp/article/acs/24/2/24_2_73/_pdf/-char/en )では、題目通り、待ち時間が与える影響について、さまざまな先行研究とともに紹介されている。


"Koo and Fishbach(2010)が行った野外実験では、テーマパークでアトラクションに乗る ために列に並んだ際、自分の後ろに並ぶ人数に注目した人は、前に並ぶ人数に注目した人よ りも、乗り物を高く評価することが報告された。これは、自身の前にできた行列は「成果取得までに必要な努力量」を、自身の後ろにできた行列は「成果の価値」を表すためとされる。“


...というわけで、並ぶ行為はその後の経験の満足度を引き上げるのだ、ということが科学的にもある程度信頼性のある研究結果として公表されている、とだけ紹介させてもらう。まさか、自分のはてなblogごときで論文を参考文献に持ってくるとは思わなかった。このブログはきちんとした提出用論文ではないので雑に紹介させてもらった。

 

かなり回りくどくなってしまったが、僕はその研究結果を身をもって経験することになった。いいよね、社会心理学

 

それはさておき、何を隠そう僕はほとんど映画を見ない。

 

人生で初めて見た映画は、和田あき子がクッパを演じているマリオの映画であり、最後に劇場で見たのは小学五年生の時。旧くから家族と親交の深いおばさんに連れられ、「ブッダ」という誰が見ても仏教がテーマのアニメーション映画を見た。いかにも「悪役」な男が笑っている場面で、その大口めがけてすっ飛んできた槍がそのまま脳天を貫く、という、スプラッター映画さながらの演出に僕はドン引きし、以来、劇場に足を運ぶことはなかった。おばさんもどこか気まずそうな表情をしていたような気がする。

 

だから、

 

 

 

えーと、

 

 

 

その...

 

 

ハリー・ポッターって知ってます?

 

ハリーポッターとでっかい菩薩犬』
僕は英語が苦手だが、多分そう書かれていると思う

 

魔法SF映画の金字塔。ヴィーガンかつLGBTQを認めない、女子高生大回転みたいな名前をした人が作った大ボラ物語。そんなことないか。大体合ってるはずなんだけど。ともかく、USJにはそれをモチーフにしたエリアが存在する。「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™」。

 

僕の記憶の中にあるハリポタの思い出といえば、小学生の頃中のよかった友人が夏休みに日本語訳版の分厚い本を三冊とも借りるのを横目に、「かいけつゾロリ」シリーズを三作を借りた...というくらいだ。

 

マリオは幼少の頃まぁまぁな任天堂オタクだったおかげで、年甲斐もなく楽しむことができた。最新作付近のネタには疎いが、「ボムへいのせんじょう」の絵画が入り口にあったりして面白かった。

 

しかしハリポタに関しては、一切内容に関しての記憶がない。予備知識こそがUSJを彩るスパイスだ、という情報は事前に得ているが、このままでは無知無知❤️ポッターのまま、魔法界の権力争いに身を投じることになってしまう。ならないか。

 

 

...ということで、

 

見ました。全作品。Netflixで。

 

 

あまりにもデザインがシンプルすぎて腹立つ社名 堂々の第一位


偉い。流石に偉すぎる。思いついて実際に行動に移せたのは、グータラな僕にしてはあまりにも天才すぎる所業。千数百円の月謝は金欠民族にはちと痛かったが、相応の対価だ。くれてやる。なんなら色もつけて渡してやろうか?ホラ、チューリップだよ。綺麗だね。なんだ?その目は?もしかして反抗しようという気か?このヴィーガンの儂に?ブワハハハ!肉食え!肉!(どこからともなく現れた上田晋也がヴォルデモートの頭に焼き肉のタレを載せ、手を合わせている)

 

ブワハハハの人と我が君の漫才はさておき(どちらの名誉も深く傷つけた気がするが)、ともかく僕はここ一ヶ月ほどで映画版ハリー・ポッター「賢者の石」から「死の秘宝 Part2」までを見終え、ある程度の知識を得た。

 

面白かったと、思う。普段映画とは無縁の生活だった僕だが、世間一般的に売れてるだけあって、普通に楽しむ事ができた。批評家や原作ファンとかではないのでどこがどうとかは言及しないけど、映画だけ通して見ればいい作品だったのではないかと思う。

 

まあさすがにね。もう、ね。いい歳した大人だしね。いくらUSJとはいえ、年甲斐もなくグッズなんか買うとかさ、ノリノリで「アロホモラ*4!」とかいいながらさ、杖振り回すとかさ、するわけないじゃんね。

 

 

 

 

その辺に落ちてた棒です

彼は画角外から銃口を向けられています

 

 

...

... ...

 

 

たのし〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

お察しの通り、全力で魔法使いを遂行した。言ってなかったが、なんならUSJには2日連続でお邪魔しており、写真1枚目は1日目の夕方で、2枚目は朝7時半頃に撮影されたものである。早起き苦手なくせに、あまりにもエンジョイしすぎている。何が「デカい音とデカい動きをする機械娯楽苦手男」だ。ちゃんと克服できてるじゃないか。

 

彼女の提案で、1日目に杖の購入と下見、2日目にアトラクションメインで回る、というプランで行動したが、バチバチにうまくハマり、2日目の朝最初に行ったハリポタのアトラクションは、脅威の待ち時間10分弱で乗る事ができた。ありがとう。下見とか整理券とかほとんど任せてごめん。インターネット(の、正確には負の面。肉体派おじゃる丸とか)に疎いくせに情強なのほんとうになんなんだ。まじでありがとう。

 

 

というわけで、いいよ、USJ。着ぐるみはまだ怖いけど、全然楽しかった。

みんなも行こう。書くの飽きた。おわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「書くの飽きた。おわり。」...っと

 

...よし、めんどくさいし終わり方(ズビ)これでいいだろ(ズビ)。

一通り(ズビ)書き終えたし(ズビ)。

あとは(ズビ)これを(ズビ)アップロードするだけズビね。

 

 

 

...ッターン!

 

 

 

タイトル : 鼻炎持ちが図書館に行くな*5

*1:ないです

*2:ないです

*3:ないです

*4:鍵開け呪文、現代だと特殊開錠用具所持禁止法に抵触する恐れがあるが、裁判では「」が「特殊開錠用具」として認められるかどうかがカギになってくる。ピッキングだけに

*5:本当に分かりづらいので補足しておくと、記事執筆時点では4月中頃くらいだったため、バチクソ花粉症の時期だった。なぜか図書館に来て勉強しようと思い、結果的にやる気が出なさすぎて書き始めたブログ記事のため、やけに冗長だし途中からこれすらめんどくさくなって放置していた。マジで図書館に来て鼻を啜るTVしただけだった。この記事は約1年後の僕が加筆・修正を加えて投稿したものであることを、ご理解いただきたい。